作風が途中でガラッと変化してシリアス調になっていく漫画。

最近、格闘技物の喧嘩商売・喧嘩稼業という漫画を読み始めた。

作者は、木多康昭

読み始めは喧嘩稼業からだった。

登場人物は、増えていくが、因縁がある。

話が分からなくなってきたので、最初から読んでみようと思って喧嘩商売を見ていたら、時事ギャグの漫画だった。しかし、あれよあれよと言ううちに、なんか主人公がライバルへのリベンジを誓うだけでなくて、複数の登場キャラも幼少期のトラウマを抱えていたり、リベンジを誓う感じの話なのだが。
末期ガンのおじいちゃんから高校生まで出場の格闘技って、そんな競技は将棋かよ、って感じなんだよな...。明らかに設定がおかしいのだが、引きこまれる。

  

スタートが、普通でだんだん主人公が成長する物語

ドラゴンボールも、スタートは、ギャグ漫画ぽかったんだったし。
課長・島耕作も、最初は、ほどほどでっていう社員があれよあれよと、会長にまでなっていき経団連の偉いさんにまで出世しちゃうし。
  
ベイビーステップグラゼニハチワンダイバーとかも自分が興味が、それほどない分野だけど、それなりに楽しい作品だった。
今年は、良く漫画を読んでいる...。
良いのか悪いの知らんけど。
  

テーマは挫折、修行、復讐。

司馬遷史記の頃からの物語の王道なんだな。
自分の出生やら人生の初期に挫折があり。
その敵を乗り越えるために、師匠に教えを乞い修行をして。
復讐を遂げるまでにドラマがあるんだな。
王道の漫画って、そういう部分でなるほどって所があるのかもな。